ゲーマーの皆さん、朗報です!ついに今年、ファン待望の「Global Gaming Expo(略称:G2E)」がギャンブルの聖地・米ラスベガスに戻ってきます!G2Eとは、ゲーミング企業およびゲーマー向けの世界的大規模イベントのことで、最先端の技術を探索し、新しいコンテンツが楽しめる場として知られています。ちなみに、開催期間は2021年10月4日から同月7日までで、開催地はラスベガスのサンズ・エクスポとなっています(*カリキュラム:10月4日~7日まで|エキスポホール:10月5日~7日まで)。
世界的に著名なゲーミング企業やプロゲーマーが一斉に集う北米最大のイベント「Global Gaming Expo (G2E) 」ですが、ゲーム好きじゃない人でも、参加することをおすすめします。当日の展示会場では、新しい商品や画期的な技術を実体験できるだけでなく、テンポの速い実用的な教育コンテンツを試すことができます。さらに、カジノフードからスポーツベッティング、ノンゲーミング施設、デジタルグッズまで、カジノフロアとその運営全体に必要なものがすべて用意されています。
アメリカン・ゲーミング・アソシエーション(The American Gaming Association 略称:AGA)は、リード・エグジビションと共同し、2021年10月にG2Eを開催する意向を公表しました。AGAによると、同イベントは(先述通り)10月4日から7日までサンズ・エクスポ&コンベンションセンターで開催され、新たに仮想コンポーネントも加わる予定とのことです。AGAのほか、サンズ・エクスポ、連邦政府、州政府、自治体当局、パートナーと協力し、2019年以来となる全世界のギャンブル・コミュニティを再集結させる、とコメントしています。
また、G2Eのイベントディレクターは取材にて、G2Eは過去20年以上にわたり、全世界のギャンブル・コミュニティを束ねる先駆者であり続けており、今年10月にゲーミング業界を代表するイベントを再び開催できることに、この上ない喜びを感じている、と述べています。
また、G2E開催決定のニュースは、米ワシントン州のクラーク郡がすべての収容人数制限を撤廃し、ギャンブル業界がちょうど再注目を集めていた時期に発表されました。G2Eイベント主催者によると、2021年第1四半期の商業賭博収入は、110億ドルと過去最高額に並び、トレンドの影響を大きく受けた業界に対する消費者の興奮が浮き彫りになったとしています。
AGAの国際開発担当副社長は、「G2E 2021に向けて、ラスベガスの経済を再び取り戻すのが待ち遠しい」と語っています。ここ数ヶ月で、ギャンブル業界は、パンデミック時から比べると、驚くべき回復力を見せてくれました。もう一度団結することができれば、長期的な復興に向けた大きな一歩となることでしょう。
G2E経営陣は、今年5月にG2Eの主要ステークホルダーを対象にアンケート調査を実施し、コロナの流行が自社に与えた影響、発展途上の姿勢や抱負、G2E2021への参加意向などを調査しました。同調査では、「新しいアイテムを買い付けたい」というG2Eに対する高いニーズが存在することが判明。
一方、主催者の社内アンケートによると、G2E参加希望者のおよそ8割が「今年、対面式の見本市が開催されたら、とても参加したい」「やや参加したい」と回答しています。なお、調査対象となった人数は主催者側からは公表されていません。
ちなみに、2019年度のG2Eでは、約400社の出展者がゲーム関連製品を展示し、一部の展示ではゲームキャラクターそっくりさんやゲーミング界の著名人が来場するなど、展示物に大いに注目が集まっていました。今年度の展示物には、一体どんな斬新なアイデアが登場するのか、要チェックですね!